割り切り掲示板

割り切り掲示板で出会った彼女は、整体師の資格を売りにしていた。
「体と心と下半身を癒します」なんて言っている。興味を持った僕がコンタクトすると、あっさりと交渉はまとまった。
現れたのは、いかにも体育会系と言った感じの肩幅が広い渚さんという女性だった。
昼は整体院でごく真っ当なマッサージをしているらしい。
「独立して一人でやっていきたいんですけどね」
と言いながら、渚さんはベッドにうつぶせになった僕の肩を丹念に揉んでくれている。
僕は全裸、彼女も全裸。僕の腰にまたがった彼女の陰毛のざらつきが感じられた。
夜や仕事休みの時は、割り切り掲示板で、対価と引き換えにエロマッサージをしているとのことだ。
「背骨が右にちょっとずれていますね。肩こりの原因はこれですよ」
と、渚さんは僕の体を起こすと、背後から羽交締めにして体をひねってくる。
彼女の体が見事に密着してくるので、不覚にも僕はエレクトしてしまっていた。
そして、渚さんも僕の状態に気づいたらしい。
ワリキリ
「その様子じゃうつぶせはきついでしょう。仰向けで行きましょう」
いやはや、お恥ずかしい・・・と僕は天井を見上げた。
純粋に凝り性な僕は、月に複数回マッサージに行く。
ただ、マッサージ師が女性の場合、思わず勃ってしまうことがある。一番、やばいのはオイル系だ。
性感マッサージじゃなくても、微妙に勃起のツボを刺激されてしまうことはあるのだ。
さすがに、一般の整体院でこの状況は恥ずかしい。僕は、何とかモノが大きくなっていることに気付かれないよう心を砕く。
しかし、ここでは、そんなことは気にする必要はない。堂々とエレクトできる。
渚さんは、上から僕に体を重ねると、いきり立った僕のモノをお尻に挟みながら、頬に顔を寄せて抱きすくめるように肩を揉んでくれた。股間に触れられているわけではないのに、僕はそれだけで昇天しそうになった。
「昼のマッサージの仕事では、こういうことはできないですからねえ」
と、渚さんは僕の目を見ながら微笑んだ。
気づけば、パンパンだった肩がすっきりしていた。さて、今度はパンパンなままの下半身の凝りをほぐしてもらうとしよう。
愛人契約
お金くれる人